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二階幹事長が続投へ 自民役員人事、官房長官が焦点

二階幹事長が続投へ 自民役員人事、官房長官が焦点

自民党の二階俊博幹事長=川田雅浩撮影

 自民党総裁選(14日投開票)で優位に立つ菅義偉官房長官(71)は10日、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、新首相を選出する臨時国会を16日に召集すると伝えた。菅氏は14日選出された場合、15日に党役員人事を行い、16日の首相指名選挙で新首相に就いた後、同日中に組閣に踏み切り、新内閣を発足させる方針だ。役員人事では、菅氏は総裁選出馬を全力で支援した二階俊博幹事長(81)を続投させる意向で、今後、本格調整に入る。菅氏の後任にあたる官房長官が焦点となる。  二階氏は2016年幹事長に就任。安倍晋三首相の総裁任期延長を主導し、官房長官を務める菅氏との連携を深めてきた。  安倍首相が辞意を表明した翌日の8月29日、菅氏は二階氏と会談して出馬の意欲を示した。二階氏は二階派をまとめて菅氏支持をいち早く表明し、総裁選で菅氏優勢の流れを作った。そのため、二階派を中心に二階氏の続投を求める声は強まっており、最大派閥の細田派など他の派閥も容認する方向に傾いている。  菅氏は9月8日の共同記者会見で人事について「適材適所でやるものだ」と述べ、派閥推薦は受け付けない方針を示している。党内では菅氏と気脈を通じ、菅氏と二階氏の会談にも同席した森山裕国対委員長(75)について、官房長官などの要職起用も取り沙汰されている。  16日に召集される臨時国会は同日午後、衆参両院の本会議で首相指名選挙を行う。会期は18日までの3日間。総裁選には石破茂元幹事長(63)、岸田文雄政調会長(63)も立候補している。【野間口陽、東久保逸夫、遠藤修平】