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「初めて出社」も「オンライン」も 内定式対応分かれる

「初めて出社」も「オンライン」も 内定式対応分かれる

キリンホールディングスの内定式に参加した学生ら=2020年10月1日午前10時30分、東京都中野区、川村直子撮影

 新型コロナウイルス禍での就職活動で内定をつかみ取り、来年春に入社する予定の大学生らの採用内定式が各地の企業などで1日、開かれた。今年は新型コロナウイルス対策で「3密」を避けるため、オンラインを活用した内定式も相次いだ。 【写真】机の間隔をあけ、グループ内で自己紹介をするキリンホールディングスの内定者ら=2020年10月1日午前10時55分、東京都中野区、川村直子撮影  キリンホールディングス(東京)の内定者は約110人。1カ所に大勢が集まらないよう、会場を札幌・仙台・東京・大阪の4カ所に分散して、オンラインでつなぐ方式に。午前と午後の2グループにも分け、午前は東京・大阪の2会場で開いた。内定者は自宅から最寄りの会場に集まり、マスク姿で間隔を空けて着席。一体感をもってもらうために会社側が用意したTシャツに着替えて、内定通知書を手にした。  同社は今年の採用面接を全てオンラインで実施したため、これまで内定者同士が対面で会う機会がなかった。そのため内定式を交流の機会にもしてもらおうと、入社後の目標などを語り合う時間をつくり、各会場から代表の数人がオンラインで内容を発表するプログラムにした。  内定者の横山貴一さん(25)は、この日、本社を初めて訪れたといい、「内定セレモニー」前の取材に「最終面接もウェブで、本当に内定をとれたのだと今日ようやく実感して、ほっとした」と話した。山本真希さん(24)は「コロナの影響で内定式がない会社もあるなかで、同期と会えてよかった。入社後は1年目からリモートワークに慣れていけることを、逆にプラスに捉えたい」と語った。  リクルートキャリアが9月に発表した人事担当者への調査では、内定式の方法(約340人が回答)は「直接集合でのみ実施」が35・6%、「直接集合とウェブ上の両方」が21・3%、「ウェブ上のみ」が29・4%と対応が分かれている。(滝沢卓)