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「これほど個人客が回復するとは」…GoTo東京追加、「お得感」で高級旅館人気

「これほど個人客が回復するとは」…GoTo東京追加、「お得感」で高級旅館人気

フロントで受け付けをする宿泊客ら(3日、山梨県富士吉田市のハイランドリゾートホテル&スパで)

 政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京都発着の旅行が追加されて初の週末となった3日、山梨県内も東京などから訪れた観光客でにぎわった。  富士吉田市新西原の富士急ハイランドに隣接するホテル「ハイランドリゾートホテル&スパ」では同日午後、チェックインをする宿泊客らで混み合った。東京都発着の旅行商品の販売が始まった先月18日以降、都民による予約が相次ぎ、今月は土曜日がほぼ満室に。稼働率は前年の同時期を上回る見込みだという。  山口明夫・総支配人は「東京が追加された効果は大きく、これほど個人客が回復するとは思わなかった。感染対策を万全にして迎えたい」と話した。  笛吹市の石和温泉街の旅館「ホテル甲子園」でも3日、全19室が東京を含む首都圏などからの予約で埋まった。森田結里恵マネージャーは「多くの方が事業を利用するおかげで宿泊客の数は例年並みに戻った。このままの調子が続いてほしい」と話した。  旅館が軒を連ねる河口湖畔の駐車場でも、キャリーバッグなどの大きな荷物を持って歩く観光客の姿や、「練馬」や「足立」といった都内ナンバーの乗用車が目立った。  一方、1人1泊あたりの旅行代金が最大35%割り引かれる事業では、割引額が大きくなる高級旅館に人気が集中する傾向があり、手頃な価格の宿泊施設では落胆の声も上がった。富士吉田市のホステル「Hostel SARUYA」の八木毅代表は「元々の宿泊料が安いので事業の効果は薄く、客は河口湖など周辺の高級旅館に流れてしまう」とこぼした。