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維新・松井氏「私の力不足」 吉村氏「再挑戦はない」

維新・松井氏「私の力不足」 吉村氏「再挑戦はない」

住民投票の結果を受けて会見する大阪維新の会の松井一郎代表(左から2人目)と吉村洋文代表代行(左)ら=2020年11月1日午後11時2分、大阪市北区、柴田悠貴撮影

 1日、投開票された住民投票で、大阪都構想案の反対多数が確実となった。  同日午後10時半すぎ、大阪維新の会の議員らが控えていた大阪市北区のホテルでは、記者会見の会場に置かれたテレビ画面に「反対多数が確実」のニューステロップが流れると、集まった数十人の報道陣から一斉にどよめきが起きた。  その後に始まった記者会見で、維新代表の松井一郎・大阪市長は冒頭、「私の力不足」と述べ、「みなさん、賛成反対、頭を悩ませていただいた。これほどの問題を提起できたことは、政治家冥利(みょうり)につきる」と時折、笑みを浮かべながら淡々と語った。 ■吉村府知事「大阪市民の判断を尊重したい」  代表代行の吉村洋文知事は「感謝申し上げたい。大阪市民の判断を尊重したい。都構想は僕が挑戦することはありません」と述べた。  住民投票は選挙と異なり、投票当日の投票運動もできる。両氏は1日も告示日に街頭演説をした南海難波駅前に並び、松井氏は「大阪府と大阪市が二度と対立しない仕組みをつくって東の東京都、西の大阪都、二極で日本をひっぱっていこうよ、そういう国を一緒に作りましょう」。吉村氏は「絶対に都構想にした方が大阪の力を発揮できる」と訴え、賛成票を投じるよう呼びかけたが、及ばなかった。  松井、吉村両氏は告示後、「まちかど説明会」を連日実施。「二重行政をやめて大阪を成長させましょう」などと訴え、市民からの質問も受け付けた。  維新は、2015年の前回住民投票では無党派層を固めきれなかった反省から幅広い層に支持を訴えた。松井、吉村両氏は告示後、「まちかど説明会」を連日実施し「二重行政をやめて大阪を成長させましょう」などと訴え、市民からの質問も受け付け、維新の議員らは毎晩ユーチューブなどで説明会を重ね、7種類のチラシを作ったりテレビCMを流したりしていた。  維新と合同の街頭演説をしてきた公明も1日、記者会見。府本部代表で、佐藤茂樹衆院議員が「主張が結果に出なかったことは、重く受け止めなければならない」と語った。  公明は1日も、佐藤衆院議員らが賛成票を投じるよう訴えた。積極的な動きを見せなかった支持母体・創価学会も会員に対し、週末の各地の街頭演説に来るよう呼びかけ、テコいれをはかっていた。