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病院の集団感染止まらず 北海道で3人死亡、209人感染

病院の集団感染止まらず 北海道で3人死亡、209人感染

北海道庁=札幌市中央区

 北海道と札幌、旭川、函館、小樽の各市は15日、道内で新型コロナウイルスに感染した患者3人が死亡し、新たに209人の感染が確認されたと発表した。病院や介護施設のクラスター(感染者集団)の拡大に歯止めがかからなくなっている。 【イラスト解説】新型コロナに感染かな?と思ったら  道の担当者は「接待飲食店や酒類提供店に限らず感染する機会が増えれば、職員が気をつけていてもウイルスを持ち込んでしまう恐れがある。体力の弱い患者のいる病院などでは感染が広がりやすい」と懸念を示している。  道内の死者は計127人、感染者は延べ5494人(実人数5471人)となった。午後6時時点の患者数は1842人で、うち18人が重症となっている。  道内では15日、新たに釧路市立釧路総合病院でクラスターが発生した。道によると、感染者は医療従事者を含む職員2人と入院患者4人の30~80代計6人で、酸素吸入が必要な患者もいるという。  感染者は特定の病棟で確認されており、道は「院内感染の可能性がある」との見方を示している。同病院は釧路地方の中心的な病院で、感染が広がれば医療提供体制に影響が出る恐れもある。  このほか病院のクラスターは、旭川市の吉田病院が10人増えて計55人に。岩見沢市の北海道中央労災病院は2人増えて計22人、滝川市の滝川中央病院は1人増えて計14人となった。  札幌市では15日、有料老人ホームで新たにクラスター(感染者集団)が発生した。感染者は70~90代の入居者6人と40~60代の職員4人の計10人で、市は入居者全員を病院に搬送した。  特別養護老人ホーム「ドリームハウス」のクラスターは16人増え、60~100歳代の入居者76人と30~50代の職員12人の計88人に上り、介護施設で感染が拡大している。  15日の新たな感染者は、札幌市148▽旭川市11▽函館市5▽小樽市1▽石狩地方12▽胆振地方10▽空知地方6▽上川地方4▽十勝地方3▽渡島地方2▽釧路地方2▽後志地方1▽日高地方1▽檜山地方1▽留萌地方1▽宗谷地方1-の計209人。函館市や室蘭市でも小規模なクラスターが発生した。  また、道内離島で初のクラスターが発生している利尻島の利尻富士町で新たに1人の感染が確認され、利尻町も含めた同島の感染者は計24人となった。道の担当者は「感染者の中には店に行っていない人もいる。人間関係が濃密で、いろいろな形で人と人とが会っている」と指摘している。