
乗用車や大型トラックなど130台以上が巻き込まれた東北道の多重衝突事故現場(19日午後4時27分、宮城県大崎市で)=高野陽介撮影
19日午前11時50分頃、宮城県大崎市古川小林の東北道下り線の古川インターチェンジ付近で、大型トラックや乗用車など複数台の車両が絡む事故が複数箇所で発生し、最大で約1キロにわたって約130台が立ち往生した。県警高速隊や消防によると、60歳代の男性1人が同市内の病院で死亡が確認され、少なくとも11人が負傷した。 【動画】ドライブレコーダーがとらえた 自転車の「あおり運転」
仙台管区気象台によると、大崎市古川では午前11時56分に最大瞬間風速27・8メートルを観測し、1月の観測史上最大を記録。事故現場は当時、吹雪で周囲が見えなくなる「ホワイトアウト」が発生したとみられる。