未分類

夏のマスクと熱中症 不織布と布の使い分け方

夏のマスクと熱中症 不織布と布の使い分け方

新型コロナ対策に余念がないインコさん。もちろん、マスクは離しません。「でも、最近は暑くてつらいときもあるよ」。赤い顔をしたインコさんを見かねて、ヨミドックがアドバイスします。  Q 暑くなってきたね。新型コロナウイルスの感染予防は大事だけど、マスクがつらいよ。中が湿ってきて息苦しくなるんだ。  ヨミドック 市販の、家庭用マスクの多くは不織布が3層以上で、静電気によって捕集効果を高める加工をしたフィルターも挟んでいます。こうした構造で細かいちりや花粉をキャッチできます。その分、湿気がこもりがちになるのは仕方ありません。

不織布と布 使い分ける

夏のマスクと熱中症 不織布と布の使い分け方

読売新聞社

 Q やっぱり。  ヨ 中に水滴が付くほどマスクが湿ったら、空気も通さなくなってしまいます。マスクの横から空気が入るようでは困りますが、薄手のガーゼなどをマスクと口の間に挟むと、楽になりますよ。  Q つい鼻を出したくなる。  ヨ マスクには、自分の飛沫(ひまつ)を外に出さない役割と、外からの飛沫などが鼻や口に入るのを防ぐ役割があります。鼻を出していると、マスクの意味がありません。  鼻や口を触らなくなるのもマスクの利点です。手すりやドアノブなどに付いたウイルスが、知らずに手に付いていることがあります。しょっちゅうマスクの表面を触っている? やめましょうね。

夏のマスクと熱中症 不織布と布の使い分け方

ヨミドックは読売新聞の医療サイト・ヨミドクターのお医者さんキャラクターです

 Q 涼しく着けられるマスクってないのかな?  ヨ 手作りや市販の、薄手の布マスクも見かけますが、通気性がよくて涼しく着けられるマスクは、その分、物質を遮断する効果は期待できなくなります。  マスクの効果を考えた上で、不織布マスクと薄手の布マスクをうまく使い分けましょう。  Q 例えば?  ヨ 公共交通機関や繁華街など、人が多く、感染リスクが高い場所は市販の不織布のマスクです。屋外や、周りに人が少ない場所・時間帯なら薄手の布マスクでも、あるいはマスクなしでも、大丈夫でしょう。その場所が、感染者が出ている地域かどうかも考慮してくださいね。  Q なるほど。  ヨ マスクをすると、心拍数や体感温度が上がるという報告もあります。脱水状態に気づきにくくなるので、時々はずして、水分補給を心がけましょう。熱中症対策です。  (小屋敷晶子/取材協力=中山久仁子・マイファミリークリニック蒲郡院長、高橋紳哉・日本衛生材料工業連合会専務理事)