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「互いに性的独占をしない」「1年ごとに更新」―― とある夫婦が選んだ「契約結婚」という選択肢3

腹を割って話し、ルールを明文化することの普遍的なメリット

 最後に、「どんな人が契約結婚に向いていると思いますか?」と尋ねると、長谷川さんは次のように答えました。 「法律婚に違和感をおぼえる人や、自分でカスタマイズすることが好きな人、何かを生み出すのが好きな人は向いているんじゃないかなと思いますね」(長谷川さん)  また、契約のためのルール作りにあたって不可欠なのは、何よりも同居する相手との腹を割ったコミュニケーション。互いの「ここは譲れない」というポイントを、事前にしっかりと話し合えるかどうかも重要なポイントです。 「腹を割って話さないとルールは作れないし、契約結婚に限らず、そのプロセスは大事だと思います。最近では、婚前に作る公正証書にもニーズがあるそうですし。互いに譲れないポイントを明文化し、それをルール化しておけば、法律婚だろうと契約結婚だろうと、それはその人たちのオリジナルな結婚になっていくんじゃないでしょうか」(長谷川さん)

連載「恋愛・結婚のかたち」

この記事は、ねとらぼとYahoo!ニュースの共同企画による連載記事です。国勢調査によると、2015年時点で男性の生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚をしたことがない人)は23.37%、女性で14.06%と、1990年の男性5.57%、女性4.33%から大幅に上昇(国立社会保障・人口問題研究所の調査より)。近い将来、男性の3人に1人が“生涯未婚”の時代がやってくるとも予想されています。一方で、そうした社会背景と呼応するように、これまでの一般的な形にとらわれない、新しい恋愛・結婚のスタイルを選ぶ人たちも増えてきました。ここではそんな「新しい恋愛・結婚の形」を選んだ人、選ぼうとしている人たちを取材し、これからの恋愛・結婚について考えていきます。